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​チャイルドケア・ボランティア体験談

2週間のチャイルドケアボランティアに参加されたMisakiさんにインタビューをさせていただきました!

保育士や児童英語に興味がある方にすごく参考になる内容だと思いますので、興味がある方はぜひご参考にしてくださいね。

1.チャイルドケアボランティアをしてみたいと思ったきっかけは?

 

日本の保育園で働いた経験があり、前から海外の保育に興味があったので日本とどんなところが違うのか体験したいなと思ったのがきっかけです。

 

将来オーストラリアで保育士を目指すことを視野に入れているので、保育コースを取る前にオーストラリアの保育システムが自分に合っているかを自分の目で見たいというのもボランティアした理由です。

 

2.実際に参加してみて感じたことを教えてください。

 

・子供たちについて感じたこと

2歳半くらいの子でも自分1人でトイレを済ませたり食器の片付けをしていて自立しているなと驚きました。食事も自分でします。

スタッフさんから基本的に1歳半から2歳までの子しか食事介助はしないと聞きました。その点アジア系(中国人)の子は大人に全てやってもらう習慣がついているので、適応するまでは大変そうでした。2歳半くらい〜5歳の子までが担当したクラスにいました。

平日毎日来る子は少ないので、その日によってクラスメイトが変わります。絵本の読み聞かせ等のグループタイム、昼食、お昼寝以外の時間は基本的に子どもたちがそれぞれ好きな遊びをしていて、自由にのびのびと育っている印象を受けました。

 

・保育士さんたちについて感じたこと(仕事内容、分担・・・など)

室内から園庭に出た時の人数確認や昼食やおやつの準備(ワンプレート1品のみで日本のように栄養を考えて3,4品あるわけではないので準備や片付けが簡単)など日本と共通していることもあります。

 

日本と異なる点は子どもが自分で自分のことができるようにすることをとても大切にしています。

 

スタッフは子どもが自分でできるまでそっとしておきます。見守るわけでもないので、できたタイミングを見逃してすぐ褒められないという場面もありましたが... 私にできたかを聞いてくることもありました。

 

基本的に3歳以上の子にはできる範囲のことは手を貸しません。3歳未満の子にも「自分ではできない 」と大人に伝えるように促しています。それを言うまでは泣いても手を貸しません。日本でも自分のことができるよう子どもに促しますが、その程度は大きく違うのでは!と感じました。

 

子ども同士がケンカをしたり、子どもがいけないことをした時の対応の仕方も少し違いました。

 

日本の場合、集団活動が多いのでこの対応に時間をかけられない、自分はクラス全体をまとめなければならず他に対応できるスタッフがいない等の理由で、子どもからその行動をとった理由等話を聞く時間が十分にとれないケースがあります。

 

こちらの園では基本的に、1クラス2人以上の体制(園庭では2クラス以上が合体)なので対応できるスタッフが常にいます。他の子たちから離れた場所に連れて行き落ち着くまで深呼吸させ話せる状態まで待ちます。子どもから話を聞いて、子どもが良くないことをした、他に方法があったと気づくまで時間をかけて話します。危険が伴わない場合、基本的に頭ごなしにそれはダメという言い方はしません。ふざけてきちんと話をする態勢がとれていなければ、椅子に座らせてそこから動かないよう指示をしたり、他クラスへ連れて行きます。最初は泣きますが少し経つと落ち着いて本当に叱られていると理解している様子です。

 

日本より雑務は少なそうですが子どもの管理や衛生面で気になることもあったので、Ausの保育の良さ日本の保育の良さがそれぞれあるように感じました。

 

 

3.どんなことをお手伝いしましたか?

 

特に何もお願いされないので、昼食準備、昼食後の掃除や昼寝のマットの準備等できることは自分からスタッフに声をかけてやっていました。お昼寝の時の寝かしつけは依頼を受けました。他のスタッフが休憩に入ることもあり、それが一番メインのお手伝いだったような気がします。折り紙を家から持って行って子どもたちに折ってあげた時はすごく喜ばれました。Ausでは折り鶴が販売されているほどなので!

スタッフにも日本人は器用だね〜と言われました。

4.ボランティア中、難しい、大変だなと思ったことはありますか?

 

子どもたちのケンカの仲裁に入ることもあったのですが、子どもたちが納得できるように導いて話をすることが難しかったです。

 

5,6歳児ともなるとネイティヴレベルに近づいてきているので高い英語力が必要とされるなと痛感しました。

 

相手は子どもなので何て言おうか考える時間もありません。ローカル環境なのでそれだけで会話を聞き取ることが大変ということもありました。

 

3,4歳児ではまだ発音が正しくないこともあるので余計に大変でした。日本と保育の仕方が違うのでそれに戸惑うこともありました。

 

 

5.ボランティア中に、やってみて良かった、嬉しく思ったことはありましたか?

 

私のボランティア2日目に初めて登園した中国人の女の子がいたのですが、こちらでは親が恋しくて泣いている子に付きっきり対応することはないので担任の先生は少し声をかけて放置していました。

 

私がペインティングに誘ってしばらく一緒に遊んだら泣き止んでくれてすっかり懐いてくれました。お昼寝も横にいたら翌週には自分で寝れるようになり、スタッフの方々に「ありがとう!助かった!」と言っていただけて少しでも役に立てたことが嬉しかったです。

 

他にもオージーの子たちが2週目にはすごく懐いてくれておもちゃを持ってきて遊びに誘ってくれたり、最終日には別れが辛くて離れなくて泣かれちゃったり。子どもたちが信頼してくれたことが何より嬉しかったですね!

 

 

6.これからチャイルドケアボランティアに挑戦したいという方にアドバイスをお願いします!

 

将来オーストラリアで保育士になることを少しでも考えている人はぜひ経験してみてください!もちろん全てではありませんがオーストラリアの保育の様子を知ることができます。保育士を目指していない人でも、こんなローカルの環境に入れるチャンスはなかなかないので、子ども好きでローカル環境を体験したい人にはオススメです

私が担当しています!
​Yukie
​オーストラリア政府認定カウンセラー
オーストラリア移住経験あり(8年)はじめての留学・社会人の留学・大学生の留学ならお任せください!10代~60代の留学サポート経験があります、​日本とオーストラリアを行き来しながら留学生を帰国までサポートしています! ラジオ出演しました!
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